精子は宇宙ステーションに向かうロケットのようなもの
といっても
ロケット(精子)はだいたい1〜2億いっぺんに発射されるわけで、
一番最初にたどり着いたロケット(精子)がドッキングしたら残りのロケット(精子)はドッキングできなくなります。結局、死んじゃうっということ
稀に宇宙ステーション(卵子)が2箇所あって2つドッキングできたら二卵性の双子って言うこともあるけど
まずロケットはちゃんと発射されて
一番早くステーション(卵子)に到達しなきゃ意味ないので
ロケットの出力(尾部ー鞭毛)の動きと持続が大切になる
しかしいくら出力機関が良く出来ていても動力を動かすエネルギーをつくらないといけなくなり
そのエネルギーをつくるところが尾部の上にあるミトコンドリア
精子のミトコンドリアはほぼステーション(卵子)に到達するところで使い果たされてしまいシャトル(精子頭部=遺伝子の乗っている部分)がドッキング(卵子の中に入る)するとミトコンドリア・尾部は切り離されてしまう
一番最初にドッキングする為に
スピードをなるべく上げれるように軽量化するので、
シャトル(精子頭部)に載せれるものは将来赤ちゃんになるオス側の減数分裂後の遺伝子DNAしか乗せてもらえないので
普通の細胞の中にあるDNA損傷修復酵素も乗せてもらえない
ずーと発射されないと、ミトコンドリアのエネルギー産生効率が減るし
シャトルで待機している遺伝子もとっても良い資質があっても
ゲノムもどんどん傷がついて
元は良かったんだけどねーってかんじ(生ものの賞味期限みたいに)になって、
すぐに又は一生で病気になりやすくなったり、叩かれ弱くなったりする人になってしまう可能が増す
もちろん生後の環境も大きく関係するけど、
だから
ロケットの製作期間(精子の製作期間は2.5ヶ月)は丁寧に作って、
できれば若い優秀な技術者(年齢が若いほうがバグが出る率が少ない)が制作したロケットを完成したらなるべく早く天気の良い日(排卵日近くか)に発射するのが
子作りのマストかな
こじつけぽい説明になった感はあるけど
二号機発射失敗しちゃいましたが、次回に期待します
発射失敗はたとえないけど、